神戸学院生が阿蘇を応援するブログ

熊本地震ボランティアをきっかけに始まった取材活動

突撃インタビュー14 湧水かんざらしの店 結さん

取材原稿 経営学部 2年次生 山﨑亮太 

今回は2月24日に取材させていただいた、湧水かんざらしの店 "結” さんをご紹介いたします!

 

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         店主の木下さんご夫妻

結にこめた意味とは?
都会の人と地方の人(阿蘇市など)とを結び付けたいという思いからつけたそうです。後ほど紹介しますが今では海外の方とも結ばれています(^_^)

まず私たちは取材する前に腹ごしらえをしました(^^♪
食べたのは店の名物である阿蘇の赤牛を使ったにゅうめんとかんざらしです。

 

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どちらも大変おいしかったです!!


では本題の取材内容に入っていきましょう!(笑)


店を始めたきっかけは?
店主の木下さんは大の水好きだったため、10年ほど前に湧水を探しました。
探した結果、阿蘇の旧女学校跡の地を見つけたそうです。
しかし、当時は竹が生い茂り手に負えない場所だったため、奥様からはひどく怒られ、離婚寸前までいったそうです( ゚Д゚)

 

その後木下さんは、水のすばらしさを伝えたい!発信したい!と思うようになり、
水以外に建物も好きだったため、旧女学校跡を改装することに決めたそうです。
水を提供するにあたってベストな状態にしたかったため、改装工事や下の写真の物を全て自ら作り上げたそうです(゚д゚)!

 

f:id:mipone324:20180328140047j:plain水のせせらぎにいやされました!

 

水を生かしたものを提供!
木下さんは水を生かしたもので何か提供することができないか考えました。思いついたのは日本独自のそうめん流しでした。当初そうめん流しは日本人観光客に向け提供し、大変人気があるものでしたが、予想とは裏腹に現在では、日本人観光客以上にSNSや旅行パンフレットで知った外国人観光客に大変人気です!!
海外の方は日本独特の文化に驚き、自ら体験してみたいという思いから利用客が増えたのではないかと木下さんは話していました。

 

海外の方の中には、日本の四季の移り変わりを知らない人もいるため、冬にきて「流しそうめんがしたい!」という人もいたそうです。
昔は海外の方が冬にきて「流しそうめんがしたい!」など考えてもいなかったため提供することができず断っていたそうです。しかし、あまりにも冬にしたいという外国人観光客が多かったため、今では雪がちらつく真冬でも流しそうめんを提供するようになりました。

 

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流しそうめん以外にもかんざらしや地元阿蘇の赤牛を使ったにゅうめんなども提供しています。各料理には必ず自生したクレソンというアブラナ科多年草を入れるようにし、栄養価も考えられています(^_-)-☆

 

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ゲストハウス?
実は2部屋だけ泊まることができるゲストハウスがあります!
作ったきっかけは、水の音で心が落ち着く!もっとゆっくりしたい!というお客様の要望に応え2部屋ですが作ったそうです(^_^)

 

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宿泊メリット
・チェックインや持ち込みなどは決まっておらず自由!
 (予約が入っていなければ1泊追加することも可能)
阿蘇を拠点に熊本や福岡の都心にも行くことができるためアクセスがいい!
・都会のテーマパークに負けない阿蘇の自然という宝を満喫することができる!



学生に向けてメッセージ
宮本武蔵の独行道の一か条より、「我事において後悔をせず」後悔と反省は違うものであり、後悔はしないでほしい!反省はしてほしい!

 

今の学生さんは将来に向けて職業と結びついた勉強をしているが、職業=人生の生き方ではない自分がどういう生き方をしたいかを考えてほしい!

 

最後に「よりよく生きることに努力してください」とおっしゃられました。

 

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終わりに…
木下さん、私たちの取材を快く引き受けてくださりありがとうございました。
取材内容も濃いお話ばかりだったため思わず聞き入っちゃいました(笑)
今後もお体には十分気を付けてくださいね!
本当にお世話になりました!

 

湧水かんざらしの店 結 木下英夫 | 然-zen-

熊本県阿蘇市一の宮町宮地 3204
TEL&FAX 0967-22-5488