神戸学院生が阿蘇を応援するブログ

熊本地震ボランティアをきっかけに始まった取材活動

熊本地震から5年が経過しました

大学では、新型コロナウイルスの感染対策をしたうえで対面授業が再開されています。キャンパスを学生が行き交う風景は1年振りです。

ボランティア活動支援室にも、人数制限をしながらも学生スタッフの「当番」が始まりました。慣れない来室者の対応も、初々しいです。

しかし、感染状況は芳しくなく、まだまだ不安な日常が続いています。長期化する自粛で失われるものは少なくないと思います。本来ならあったはずの出会い、気づき、経験・・・。

発災直後から継続して受け入れていただいた熊本や阿蘇の方々には、神戸の学生に掛け替えのない学びの機会をいただいていたのだと、あらためて実感します。

「学びの機会」なんて大げさかも知れません。「元気」をいただいていた、そんなシンプルな言葉がぴったりかも知れません。いま、コロナのために、元気のない若者が少なくないようです。

震災から5年が経過しました。

ニュースでは、まだ約400人の被災者が仮設住宅などで避難生活をされているとのことです。

熊本の復興の道は続いています。

阪神・淡路大震災の経験からも、復興住宅への移住後も、いろんな問題が発生していると思います。

神戸から、活動でお世話になった皆さんに思いを馳せると、学生と一緒に阿蘇に行きたい、そんな思いが沸き上がります。