春プロで阿蘇に行ってきたよ! YMCAさんによる視察編 その2
2月21日の午前中に、宿泊先である熊本YMCA阿蘇キャンプ場のトミさんから阿蘇の現状についてお話をお伺いしました。
まずは、東海大学阿蘇キャンパスのあった阿蘇黒川地区に移動しました。
語りは、阿蘇という世界でも珍しいカルデラ地域の成り立ちについての説明から始まりました。
そして、午後から活動する農業支援がなぜ必要があるのかを教えて頂きました。
その必要性については岡本さんの原稿を参照ください。
岡本さんと同じく、僕も熊本地震で崩落してしまいまだ復旧していない阿蘇大橋に衝撃を受けました。
いまは使われなくなったキャンパス前のバス停
そして阿蘇立野地区へ移動。
その最中、まだ復旧していない区間のあるJR豊肥本線の線路を通りました。12月ごろに復旧するらしく、熊本の復興が進んでいるのを感じうれしかったです。
立野では、その地域にある神社の復興を第一に始めたという話を聞き復興に対する地域住民の願いが伝わってくるようでした。
熊本地震で熊本県南阿蘇村立野の山間部にある九州電力の水力発電所「黒川第1発電所」の貯水施設が損壊し周辺で土砂崩れも起きた。損壊で推定1万トンの水が流出し、土砂崩れで民家9戸が泥流で被災し2人が亡くなっている。
説明に聞き入る学生たち。トンネルには土砂の名残が残っていた
その後は、一度阿蘇YMCAへ戻り、午後から農業支援を行いました。
農業支援の様子はあとのブログにあるのでぜひご覧ください!!
今回阿蘇YMCAのトミさんから語り部を聞いて、今の熊本の現状や復興段階、復興に対する住民の願いが感じ取れて様々なことを学ぶことができました。